紛争ごとを取り扱っていると、たまに民事調停になることがあります。
調停は私は基本的にスジが良くない時に遣います。
なお、裁判の途中で「付調停」といって裁判中の案件を一旦調停に戻されることもあります。
調停でも、色々論点について書面で主張し、期日で口頭でも調停委員に訴えるわけです、
しかし、大体は結局「…で、結局いくらまでだったら譲歩できますか?」となるのです。
たまにストレートに言われることもありました。
法的にどうこうというのは置いておいてとりあえず喧嘩を終わらせる。
それが主眼のようです。
それはそれで立ち位置としては、存在意義は十二分にあるわけではあるのですが…
とはいっても、論点そっちのけで、金額で落としどころを決めて落とすだけ…こういうやり方をする調停委員の方や裁判官の方には、私好意は抱くことはできません。
結局、できれば使わないで済ましたい手続きとなるわけです。